Wednesday, June 3, 2009

レッドビーシュリンプの抱卵個体が死んでしまった場合の対処法・・・

 画像掲載のテストもかねて・・・

 利殖のためではなく、ただ眺めていることが、癒しとなって、痛みにも効果があるということで、はじめたビーシュリンプの飼育ですが・・・

 今で、2年以上経つと思います・・・

 グレードは、日の丸、進入禁止、クロモスラ、赤モスラ、色濃いばかりで、色の薄い個体などで、選別外の個体は、安く売ろうとしている良心的なショップに、格安で買い取ってもらっています・・・

 繁殖を主にして、子供が育ちやすいように、微生物がたくさん増殖できる水槽が多いですが、そういう水槽は、傍から見れば、あまりキレイには見えないかもしれません・・・個人的には、いろいろな微生物と、ビーシュリンプの関係が、じかに見られるので、写真のような水槽のほうが、観察していて、面白いと思うのですが・・・

 今回とりあげるのは、レッドビーシュリンプの抱卵個体が死んでしまった場合の対処法・・・です。

 私が、買ったビーシュリンプのうち、一番高価だったビーシュリンプの個体は、クロモスラで、半額セールでも、5000円くらいしましたが、買った時点で、3~5個の卵を抱卵していていたのですが・・・

 買ってきて、数日で、死んでしまいました・・・

 死んだ個体が、抱卵していた卵を、何とか生き続けさせて、孵化にまでこぎつけないだろうかとか?と、考えて、行ったのが・・・

 まずは、死んだ個体と、卵との分離で、これをしないと、死んだ個体に付着した、腐敗細菌や、分解細菌、微生物が、卵に移り、半日もすれば、卵自体が腐敗し始めてしまいます・・・

 卵と分離した、死んだ個体は、水槽から取り出して、卵だけを別の容器に入れて、エアーレーションにて、酸素の供給と、水流により卵全体に酸素がいきわたるようにしてやります。

 そして、一般的な魚病薬を、卵が入っている別容器内に入れて、薄い、薬浴状態にして、卵が、細菌感染によって腐敗するのを防いでやります・・・

 これらのことをすることで、親が抱卵していたときの孵化率には、到底こぎつけられませんが、運がよければ、何割かの、卵が孵化してくれる場合があります。

 今は、たくさんのクロモスラ個体がいますが、それらの個体はすべて、上記の死んだ抱卵個体が、抱いていた卵の、子孫たちです・・・

 見えにくいですが、下の写真が、別容器に移して、薬浴させている、死んだ抱卵個体から分離した卵です。


 下の写真は、繁殖用の水槽で、見た目は、あまり良くありません・・・

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