Saturday, June 12, 2010

朝から前向きに、モルヒネを使用・・・コカコーラを、発明した人も、モルヒネを使っていたみたい?・・・

 土曜日と日曜日は、「痛みのお休みの日」にするため、計画的に、依存症にならないように、使用していくということで・・・

 今日は、朝仕事を終えた後、一週間の疲れからか?顔にチクチク感が出ていて、何にも集中できないし、やる気も起きない状態でしたが・・・

 明日あたりから、雨が降るということで、今日中に、実家のひさし屋根のペンキ塗をしたかったので、痛みの緩和のために入浴をしないまま、モルヒネを、舌下吸収法で、摂取・・・

 いつもなら、顔のチクチク感は、入浴して、しばらくベットで安静にしていないと解消しないのに、今日は、モルヒネのおかげで、入浴しなくて徐々に、違和感や痛みなどが消失していき、仕事後すぐに、ペンキ塗ができて、4時間ほどで、目標としていたところまで終えることができました・・・

 モルヒネを摂取すると、運動神経<今日は、高い場所での作業だったので、いちおう、命綱をつけて作業していました>などには影響しませんが、疲れを感じなくなってしまうので、注意が必要なのかもしれません・・・

 疲れていて、何もやる気が起きないときに、ドリンク剤とか、コーヒー、コカコーラで、カフェインを、摂取して、やる気を奮い起こすこともできるかもしれませんが・・・

 モルヒネは、たぶん、疲れなどに対しても、カフェインの何倍もの、効能?が、あるみたいです・・・<あくまでも私の体感ですが・・・>

 モルヒネのお仲間?の、コカインの、原料となるコカの葉は、現地住民が、長い距離を歩くときなどに、疲れを感じさせなくするために、使用している・・・と、いうことは聴いたことがあるので・・・

 モルヒネも、疲れに対して、似たような働きをしてしまうのかもしれませんね・・・

 コカインは、モルヒネよりも、依存性になる率が高くて、モルヒネのように、特定の痛みに効かせる・・・と、いう働きをさせるのは難しい・・・みたいなことが、検索で引っかかりましたけれど・・・

 コカインの方は、精神的高揚を求めて・・・とかで、違法性を、知りながらも、使用したがる人がたくさんいるのかもしれませんが・・・

 痛みの緩和が目的ではなく、精神的高揚を、求める人が、モルヒネ<高濃度なら、精神的高揚などもあり得るのかも?>を、何らかの方法で、手に入れて、使われたとしても、たぶん、期待はずれで、ガッカリするだけだと思いますよ・・・

 わたしのばあいですが・・・何度、モルヒネを使ってみても、異常な幸福感とか、高揚感とかは、現われませんでした・・・

 ただ、痛みが緩和したから、普通にやりたいことが、人並みにできただけ=それが、幸せ・・・と、いうだけですので・・・

 あと、歴史上の人物も、疼痛緩和目的のために使用していた・・・と、記録に残っている人はたくさんおられるようで・・・

 正岡子規さん「俳人正岡子規が、晩年、脊椎カリエスによる激痛に悩まされ、晩年の1年半をモルヒネの投与で痛みを鎮めていたという逸話が紹介されている。

 これによって正岡子規が麻薬中毒になったという話は全くなく、創作活動にも影響は与えなかった。」癌疼痛治療に不可欠なアヘン成分モルヒネより

 コカコーラの、発明者、薬剤師Dr.Penberton→コーラの歴史 2 「コカ・コーラ誕生」

 など・・・他にも多数の方が・・・

 以下、癌疼痛治療に不可欠なアヘン成分モルヒネより抜粋・・・
 
「 わが国でモルヒネや他の麻薬性オピオイド鎮痛薬に対する心理的抵抗が根強いのはやはり麻薬中毒患者の悲惨さからくるのであろう。  

 わが国では「中毒患者は廃人」として社会復帰はできないと考えられているようであるが、治療技術も着実に進歩していることをわすれてはならない。

 わが国では中毒患者に対する一般認識という観点では、戦後直後から時計の針が止まったままといえよう。

 モルヒネは”経口投与である限り”そのような悲惨さとは無縁であり、また悲惨な結果をもたらすのは多くの場合モルヒネよりはるかに多幸感をもたらし中毒性の強いヘロイン(Heroine; Diacetyl morphine)によるもので、

 それとて適切な治療をうければ社会復帰は可能である。

 アヘン禍が起きているところ、あるいは起きたところでは確かに中毒患者は廃人と化したが、東南アジアの例を見ればわかるように、喫煙あるいは注射による投与でもたらされたものである。」

 とのことです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「モルヒネ」と、いう言葉をすぐに、「中毒、依存、違法麻薬、逮捕?」と、いうように結びつけてしまう、世間の常識の方が、よっぽど、時代遅れなのかも?・・・

 痛みとうまく付き合っていこう・・・という患者さんにとって、モルヒネは、たとえ語尾に、麻薬という名が付いているとしても、大切なお薬であるだろうし・・・

 必要としている人が・・・「使用していることを、周りの人に知られるのが怖い・・・」と、いう今の世の中は、まだまだ、改善の余地があるように思うのですが・・・

 

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